学生さんたちへアロマハンドトリートメントの1日講座を行ってきました。
30人ほどの方の前でお話しするのが久しぶりでしたが、
みなさんとっても勉強熱心で、楽しくお伝えすることができました。
アロマハンドトリートメントは、精油と植物オイルを使用し、
トリートメント効果を手軽に楽しむことができる方法です。
温かな手でやさしく包み込まれるように施されるハンドトリートメントは、
こわばったカラダをゆるめ、特に腕~肩~目~頭あたりの疲れをほぐしてくれます。
私は見ての通り、手が厚く大きいので、よく感触が気持ちいいといわれます~
そして、触れ合うことで心が打ち解け、
心の深い部分にまでアプローチできます♥♡
”お手当”という言葉がありますが、
「やさしくなでさする」という行為がひとつのセラピーとして効果を発揮します。
触れることは、親密さや愛情を伝え、言葉ではないコミュニケーションを生み出します。
トリートメントにおいて大切なことは技術じゃなく、気持ちを入れることだと
私は考えています。
自分と外部との境界が皮膚です。
皮膚をトリートメントされることで、無意識のうちに自己を再確認し、
”ここに存在する”という実感
おさまるところにおさまったという感覚をあじわい
心地よさをただ静かに感じることができます。
セラピストはそれらが精神的な安定をもたらすことを願って施術します。
心地よさを感じる香りや触れ合いは、
鎮痛作用がある神経伝達物質(脳内モルヒネ)の分泌を活性化すると考えられています。
アロマテラピーで、できるだけ相手の好みの香りになるよう精油を調合するのはそのためなんですね。
専門知識を身に着けた学生さんにも、
ぜひ+αとしてアロマテラピーを活用してもらえるとうれしいなと思っています。
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